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    続・考える技術・書く技術


    板坂元 ITASAKA Gen 大学教授 文学専攻

    1922年、中国南京生まれ。
    東京大学文学部国文科卒業。江戸文学専攻。
    成城大学、ケンブリッジ大学、ハーバード大学などで教鞭を取る。
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    個人とマスコミと言語

    『思考と行動における言語』は、今でもマスコミ地獄の中で抵抗力を失わないためには、良い教科書である。

    P 27
    <備考・参照>




    情報メディアの三段階

    すべてのメディアは、EPS という段階で発達するという説がある。
    E はエリート、P はポピュラー、S はスペシャライズドの頭文字(Elite, Popular and Specialized)。

    P 35

    日本の巨大なふたつの叡智と民俗学

    ひとつだけ壮大な拡散と集中の例が残っている。
    『柳田国男 南方熊楠 往復書簡集』がそれだ。

    P 46
    <備考・参照>




    疲れた時の利用法

    捨てるコツとしては疲れたときを選んで点検をすること。疲れた時の利用法はいろいろあるが、
    大胆になるのかものぐさになるのか、とにかく思いきって捨てる気になるものである。

    P 55

    統計と思考の注意点

    ダレル・ハフの『統計でウソをつく法』(講談社ブルーバックス)が、もっともすぐれた参考書である。

    P 80
    <備考・参照>


    集合論の利便

    『集合のわかる本』(ごま書房)などは、日本で出ている本の中では、親しみやすいものだと思う。

    P 95
    <備考・参照>


    英語の名文

    英語ではジョージ・オーウェルを読んでいる期間がもっとも長い。

    主観的な意見といわれるかもしれないが、
    オーウェルの英語は、知的で明晰という点では、現代最高のものだと思う。

    P 133
    <備考・参照>
    Project Gutenberg Australia:George ORWELL

    著名人の執筆時間

    いちばんすさまじいのはバルザックで、彼は毎日六時間から十二時間書いていたという。
    フローベールは七時間、コンラッドは八時間と伝えられている。

    モーム四時間、オルダス・ハックスレー五時間、ヘミングウェー六時間、
    こうなるとプライムタイムとか何とか関係なしに、プロは連日重労働をやっているわけだ。

    P 149

    楷書の精神の在り方

    文を書くということは、自分の考えや気持ちを他人に
    わかりやすく正確に伝えることが目的なのだから、読みやすく書くことは基本的な条件である。

    P 157

    文章の永続と姿勢

    中国の古い言葉に「文章は不朽之盛事」という表現がある。
    不朽という言葉を念頭から離さないようにしたいものである。

    P 162

    福沢諭吉の文章の心得

    福沢諭吉は、文章をわかりやすく書くために、つぎのように心掛けたと語っている。

    当時、余は人に語りて言く「是等の書は教育なき百姓町人に分るのみならず、
    山出の下女をして障子越に聞かしむるも、其何の書たるを知る位にあらざれば、余が本意に非ず」

    とて、文を草して漢学者などの校正を求めざるは勿論、殊更らに文字の貧しき家の婦人子供らへ命じて、
    必ず一度は草稿を読ませ、其分からぬと訴る処に、必ず漢語の六かしきものあるを発見して、
    之を改めたること多し(『福沢諭吉全集』緒言)

    P 168

    猿を相手にする文章観

    福沢は、あるとき尾崎行雄に対して、

    「猿を相手に書け。俺は猿に読ませるつもりで書くが、それで丁度世にあてはまるのだ」

    と語ったともいう(『尾崎咢堂全集』七巻)。

    P 169

    日本の伝記文学

    数少ないすぐれた日本の伝記として、私がくり返し読んで飽きないのは、中野好夫著『蘆花徳富健次郎』である。

    P 178
    <備考・参照>


    儒学者 海保青陵の学問の定義

    江戸時代の儒学者海保青陵の『稽古談』の一節を紹介しておこう。

    学問と云は古へのことにくはしきばかりのことにてはなきなり。
    今日唯今のことにくはしきがよき学問といふものなり。

    古へになき知慧が今の人執行(とりおこなふ)にて押し出たること甚多し。
    凡そ今の時にくらきは、むだ学問と云ものなり。

    P 188
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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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