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    野心家の時間割


    邱永漢 KYU Eikan  直木賞作家。経営コンサルタント。

    1924年 台湾・大南市、生まれ。
    1945年 東京大学経済学部卒業。
    1956年 小説『香港』で、第34回直木賞を受賞。
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    時間の値打ち

    人生はながければよいということではなく、
    それだけの値打ちがあったかどうかという自分自身の評価の方が大切である。

    それと同じように、時間も効率的に使えばよいというものではなく、
    それだけの値打ちのあった使い方であったかどうかという評価が必要である。

    P 113

    初心と経験のバランス

    初心にかえるということは、「経験」に毒されないということでもある。
    時間の経過によって鮮度を失わないということでもある。

    つまり時間を上手に使うあらゆるテクニックの中には
    「時間に汚染されない鮮度の保ち方」という高度の技術も含まれているのである。

    P 114

    お金のための時間を減らすこと

    忙しい人であればあるほどお金のために時間をとられすぎないように、
    自分で「お金」と「時間」のバランスをとるよう努力しなければならないと思う。

    P 119

    ただの言い訳

    「忙しい」とか「仕事に追いかけまわされている」とかいったことは、私に言わせるとやる気のない人の言い訳にすぎない。

    P 140

    「忙しい」の種類の検証

    サラリーマンの中にも「忙しい忙しい」といってとびまわっている人があるが、

    「本当に忙しい」のか、「要領が悪くて忙しい」のか、「目的があって忙しい」のか、「漫然と忙しい」のか
    ――よく検討してみる必要がある。

    P 142

    仕事を選ぶ基準による生活と仕事の二分化

    失業をしても、失業保険をもらっている限り、最低生活は保証される。
    それならば死に物狂いになって自分の好きな職を見つける努力をしそうなものであるが、
    人が職を選ぶ基準は、好き嫌いよりも、

    ①世間のきこえがよいかどうか、
    ②楽な仕事であるかどうか、
    ③待遇はまあまあかどうか、
    ④将来に不安は残らないかどうか、

    といったことに重点がおかれるから、
    仕事はあくまでも生活の手段であり、生活と仕事が二つに分かれてしまうのである。

    P 144

    職住近接の一足先に

    職住近接という考え方は昔からあるが、
    実は「仕事」と「プライベートな生活」の接近の方が
    一足先で、職住近接はそのあとからついてくるものである。

    P 148

    ニュースと常識

    常識ではニュースにならないから、
    ニュースになったということは、常識を打ち破る何事かが、起こったということである。

    P 150

    変化が含有する前提要素

    変化の激しい時は、歴史があるとか、資金の背景があるということはあまり役に立たない。

    そもそも変化とは、そういう歴史や地盤をゆるがす事態のことにほかならないからである。

    P 205

    新しい「産業」ではなく、新しい「型」の産業を

    何も時代の先端を行く成長産業である必要はない。

    仕事をとりに行くと、案外、簡単に仕事をもらえて、
    しかも消耗品を扱う仕事であれば、飯に困る心配はないのである。

    P 212
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    プロフィール

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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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