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    絶対勉強力


    外山滋比古 TOYAMA Shigehiko 英語英文学専攻 大学教授
    1923年 愛知県生まれ
    1947年 東京文理科大学英文科卒業

    東京高等師範学校附属中学(現・筑波大学付属中・高校)教諭
    雑誌『英語青年』編集
    東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授を歴任。
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    学習、勉強の収穫逓減の法則

    三時間も同じことをしていると、疲れる。疲れるだけでなく、あきて、いやになるのである。時間が長くなればなるほど学習の効率は低下する。収穫逓減の法則は学習、勉強にもあてはまるようだ。

    P 18

    学習と時間

    時間はすこし足りなめなのがよろしい。時間と競争して仕事し、勉強する。緊張と集中のもとで行われるところから、立派な成果が生まれる。時間が足りないという気持ち、タイム・ハングリーである必要がある。

    学校の時間割だけでなく、自宅でも時間割をつくるのが、賢明な学習な方法である。

    抜粋 P 26

    言語知と暗黙知

    体で覚えることを暗黙知という。わかってはいるのだが、それをことばで説明することのできない“知”である。他方、頭で覚えるのは言語知である。これはことばでのべることができなければ、知っていることにはならない。われわれの“知”は、たくさんの言語知と、それに劣らずたくさんの暗黙知からなっている。そのことを普通あまり意識しないでいる。
    P 80

    褒めることが人を動かす

    山本五十六元帥が名言を残した。

     シテミセテ、
     イッテキカセテ、
     サセテミテ、
     ホメテヤラネバ、
     ヒトハウゴカジ。

    私は蛇足をつけた。

     ホメテヤラネバ、
     ヒトハウゴカジ。
     ホメレバ、
     ブタモキニノボル。


    P 98

    学習は、反復練習、刷り込み

    表面的に教わったことはすぐ忘れるが、暗唱したものは、知識以上のもので、血となり肉となり、死ぬまで消えることがない。
     学習は人間にとってのインプリンティングである。

    P 108

    常に、平常心

    われわれの頭は、平常通りがもっともよく働く。よそいきになったり、構えたり、妙に緊張したりするのは、いずれも禁物である。

    P 137

    学習、教育とプラシーボ効果

    このクスリでないクスリのことを偽薬、プラシーボという。そして偽薬のおこす効果、変化のことをプラシーボ効果と呼ぶ。クスリだといわれ、効くと聞かされて飲めば、小麦粉のようなものでも、いくらかはクスリのような効き目がある。昔の人も言った。信じるものは幸いなり。

    P 143

    孟母三遷の教え

    はじめ墓地の近くに住んでいたところ、孟子は葬式のまねばかりする。これはいけないと、市中に引っ越したら、こんどは商売のまねをして遊ぶ。これも困るというので、学校のそばへ引っ越した。すると礼儀作法をまねするようになったので、そこへ居を定めた。

    P 154

    頭寒足熱

    足はあたたかく、頭は冷やせ。それが安眠によい。ひいては健康、体のためによい、という古人の知恵である。

    P 176

    学習の真髄

    学習とは、学んで習うことである。習うとは、学んだことをくりかえして学ぶこと。復習ではない。練習である。『論語』の昔から、そのことはわかっていたのに、世の中が進歩するにつれて、そして教育が普及するにつれて、反復練習こそ学習の真髄であることが忘れられるようになってしまった。

    P 189
    <備考・参照>

    子曰く、学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや
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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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