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    勝負する英語


    今北純一 IMAKITA Jyunichi  経営コンサルタント
    1946年 生まれ。
    1968年 東京大学工学部応用物理学科、卒業。
    1970年 同大学大学院化学工学科、修士課程修了。
    1972年 旭硝子中央研究所研究員。米ニューヨーク州立大学留学、英オックスフォード大学招聘教官を経る。
    1977年 スイス・バッテル記念研究所研究員。
    1981年 仏ルノー公団未来商品開発室長。
    1985年 多国籍企業エア・リキード・グループに在籍。
    1995年 仏政府より「国家功績勲章」を受章。
    1999年 欧州系コンサルティング会社CVA(コーポレート・バリュー・アソシエーツ)
    パートナー兼日本関連プロジェクト統括マネージング・ディレクター。パリ在住
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    愚問には愚答をもって応じさせていただきます

    老獪なコンサルタント氏はどう出るのであろうか。
    彼は、涼しい顔でこう答えた。
    “You will get a stupid answer for a stupid question.”(愚問には愚問をもって応じさせていただきます)
    と前置きして、
    「あなたのよううに屁理屈をこねるような人は私はクライアントには選びません。それから、優秀な経営者というのは、自分の見る目に自信をもっているものです。(後略)」

    P 17

    交渉の場における「運動の第三法則(作用反作用の法則)の原理」

    理屈にかなっているかいないかは、ここでは二の次である。相手が屁理屈でゴリ押ししてきたら、こちらも同じ力で反撃のパンチを繰り出しておく必要がある。しかも間髪を入れず、というところが肝心である。ずっと時間が経ち、相手がもう忘れてしまった頃、
    「あの一件だが……」と持ち出しても何の効き目もない。

    「質点相互の間に作用し合う二つの力は、これら二点を結ぶ直線に沿って働き、その大きさは等しく向きは反対である」
    これは、運動の第三法則、もしくは作用反作用の法則といわれる原理である。

    P 22

    松本清張の言葉

    「(前略)同じテーマを書くことは自分の性格にはあわない。チャレンジしていれば、年齢や物理的な肉体を超えたところで若くいられる」
    そう答えていたのが強く私の記憶に残っている。

    P 46

    アメリカのピアニスト:ウラジミール・ホロヴィッツの言葉

    ウラジミール・ホロヴィッツは、1989年の秋に85歳で他界したが、なくなる最後の最後まで、
    “If you don't take risk, you're boring”(リスクを取らない人間は退屈だ)
    と言い続けてピアノに向っていた。

    P 46

    チャーチルのカウンター・パンチ

    チャーチルを嫌悪していた古参女性議員が議会でチャーチルの政策を徹底批判し、最後にこう言い放った。

    “If you were my husband, I would put poison in your drink.”
    (もしも、あなたが私の主人だったら、私はあなたの飲み物に毒をいれるでしょうね)
    “Madame, if you were my wife, I would drink it.”
    (マダム、もしあなたが私の妻だったら、私はその毒をのむでしょう)

    P 92

    デイヴィット・リヴィングストンとヘンリー・スタンレーの邂逅

    “Dr. Livingstone, I presume.”
    “You must be Sir Henry.”

    P 96

    会議と仕事

    “You should do your work before meetings, not at them”
    (仕事は会議の前にしておくべきで、会議の場でするものではない)

    P 112

    フリーランス・ジャーナリストの“生活の知恵”

    そして、そのあとに続く文章が私の関心をひいた。
    “although as a freelance writer commissioned by the magazine I have no control over the way in which the magazine may shorten or edit what send to them”
    (ただし、この雑誌社からの依頼で取材することになったフリーランス・ジャーナリストの私としては、依頼主である雑誌社が私の送った原稿をどう短くカットするか、あるいはどういう形に編集するかについては全くコントロールすることができないという点を御了承下さい)

    P 116

    アドリブのための蓄積と発酵

    アドリブは、決してつけ焼刃ではできない。充分な基礎訓練と、実践の場数を踏んで初めて「任意の」アドリブが可能になるのである。ふだんから自分自身の考えを持ち、それをたたみ込むように脳の中に蓄積・発酵させ、必要時に自在に取り出す、そんなアプローチが絶妙なアドリブの裏に隠されている。

    P 128

    自らをドライブさせるモチベーションの種類

    一攫千金が夢でないとすると、彼をドライブするモチベーションとは何なのか。私のこの質問に対するカッドの返事は、今も私の記憶の中で蘇る。

    “I get my satisfaction from doing my work as professionally as possible. A job well done is the only reward I need.”
    (僕は、自分の仕事を可能な限りプロフェッショナルに遂行するところから満足を導き出す。僕が必要とする唯一の報酬は、プロジェクトをきちっと完了すること〔から得られる満足感〕だ)

    P 146

    時間調整のための技術

    “Lunch is for business matters. The evening dinner is for intellectual discussions, meeting interesting people, exploring new ideas.”
    (ランチはビジネスのため。ディナーは、知的なディスカッションをするため、そして興味深い人たちに会い、新しいアイデアを探求するためのもの)と。

    なるほど、物は言いようである。

    P 157

    米国金融アナリストのバイブル:“SECURITY ANALYSIS” Graham-Dodd

    「投資は、医学、法学、経済学などと同様に、芸術と科学の中間に位置する」という認識から出発し、完全な科学にはなり得ないものの科学的分析手法を駆使することにより、限りなく客観的な判断に基づく投資決定を可能にしようとの著者の目論見がストレートに読み取れる。

    P 188
    <備考・参照>

    連載へのアプローチと工夫

    毎回読み切りの連載原稿を書くにあたって、原稿枚数を制限せず、書いておきたいことを情景描写のディテールまで含め、すべて書いておく。そして、毎回「フォーサイト」誌の紙面の制約をふまえて、一部ディテールを割愛する作業をほどこしながら連載を続けていく、というアプローチを採用したのである。

    P 204
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    プロフィール

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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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