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    デール・カーネギーに学ぶ7つの生きる力


    田中孝顕 TANAKA Takaaki  訳者
    1945年 東京生まれ。国学院大学法学部卒。
    総理府事務官習慣、公正取引委員会配属、東急不動産総務部を経て、エス・エス・アイを設立。
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    人生は思考によって形成される

    「われわれの人生はわれわれの思考によってつくられる」。この言葉は18世紀前にマルクス・アウレリウスが『自省録』に書いたときと同様、今日でも真理なのである。

    P 45
    <備考・参照>

    トーマス・エジソンの仕事と慰み

    彼は研究所内に起居して、一日十八時間も働いたが、それは彼にとっては労役ではなかった。「私は一生に一日も働いたことはない。みんな慰みだった」と彼は言っている。彼が成功したのも不思議ではない!

    P 69

    ロダンと仕事

    19世紀最大の彫刻家とされるロダン(1840~1917)は24歳で最初の作品を世に発表してから、37歳で認められるまで、内職を重ねながらも彫刻の仕事を続け、ついに世間の評価を獲得した。その彼がこう言い残していることを知っておこう。
    「現代人の最大の欠点は、自己の仕事に愛着を持っていないことである。仕事は生活の方便ではない。生活の目的である。働くということが、人生の価値であり、人生の歓喜であり、人生の幸福である」

    P 73

    哲学の真髄

    哲学とは、いったい何かというと、『哲学の真髄は、できうる限り外部の事物にわずらわされないで幸福に暮らすということに尽きる』とエピクテトスは言っている。セネカはまた『もし人間が、すでに持っているものに不満を感じるなら、全世界をわがものとしても不幸であろう』と言っている。

    P 81

    ただ自分の仕事が好きで夢中になること

    事を成し遂げるには、長期間、コツコツ続ける継続的な努力が必要であり、本当にやりたかったことをライフワークにすることが大切なのである。

    P 96

    インフレに最も強い対策

    インフレに最も強い対応策は、常に現役で働く力を身につけておくことである。現役で稼ぐ金はインフレに準拠するからである。いちばん惨めなのは、年金のようにインフレに対応できない所得しか得られない人である。

    P 98

    心理学「サイコ・サイバネティクス」(心の舵取り)を提唱:マクスウェル・マルツ

    彼は、人間の脳と神経は、飛行機の自動誘導装置(オートパイロット機能)のように、自分が抱いた目標どおりに自己を駆り立てるものであることをつきとめた。したがって、自己イメージを「小さな成功の経験」と「成功する自己像」を合成することで新しく形成できれば、現実の生活を改善していけると主張している。

    P 102

    『自分を動かす』マクスウェル・マルツ

    マクスウェル・マルツも『自分を動かす』序論の最後をこう結んでいる。
    「自己改善とか自己啓発というものは、知識としてわかっていても、なんの役にもたちませんが、実行し続けると大きな威力を発揮するものです」

    P 105
    <備考・参照>

    『生きがいについて』の著者・神谷美恵子:看護学生への講演で

    「万人がうらやむような高い地位にのぼっても、ありあまる富を所有しても、スター的存在になれるほどの美貌や才能を持っても、本人の心の中で生きる喜びが感じられなければ、生きがいを持っているとはいえないのです。現に私は、右に言ったような、はれやかなものを全部持っていながら、生きがいがなくて、ノイローゼになった患者さんを何年かにわたって診療したことがあります」

    P 148
    <備考・参照>

    福沢諭吉『心訓』

    多くの成功者は、生きがいに関して、それを仕事と関連づけながら語っているものである。福沢諭吉は『心訓』の第一条で、「世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことです」と言い残している。

    P 148

    『サミュエルソンの経済学』と『ザ・テキストブック・オブ・セールスマンシップ』

    米国最大の教科書会社でもあるマグロウヒル社の大学用テキストで、永遠のベストセラーは、一つは『サミュエルソンの経済学』であり、もう一つは『ザ・テキストブック・オブ・セールスマンシップ』であるという。とくに後者は、1930年台から10版の改訂を重ねている。それだけ米国の大学では、セールス講座が主要な科目になっており、最近では自然科学系の学生も取得する傾向にあるそうだ。

    P 167
    <備考・参照>



    重要なのは「現在」である

    「現在の自分は過去の自分の想念(考え・セルフイメージ)が作った」という言葉あるが、これを現在形に書き直せば、「将来の自分は現在の自分の想念が作る」となる。重要なのは現在の自分の想念なのである。

    P 195

    富山の薬売り:七楽の教え

    「楽すれば、楽がじゃまして楽ならず、楽せぬ楽がはるか楽々」
    富山の薬売りの人たちは、この言葉を口ずさみながら、江戸時代から300年間、全国の山河を越え、厳しい風雪に耐えながら、黙々と歩き続けて今日の隆盛を手にしたのである。楽をしないことが、実は一生を幸せに生きていく基本であると、この七楽の言葉は教えてくれている。事実、世の中はそうなっているのである。

    P 201

    哲学者・心理学者のウィリアム・ジェームズとセオドア・ルーズベルト

    ルーズベルトは「熱意があるように振舞え、そうすればすべての行動に、しぜんに熱がこもるようになるだろう」というウィリアム・ジェームズの哲学の生きた典型でした。なかでも特に、このことを心にとめておいて下さい。―― 熱意があるように振舞えば、熱意があるように自分にも感じられてくる

    P 217

    北条早雲:早雲寺殿廿一箇条

    一代目の北条早雲が子孫に伝えた生活規範にあるとされている。その規範は、“早雲寺殿廿一箇条”という家訓である。そこには、早寝早起き、挨拶・返事、後始末、質素倹約、嘘をつかぬ、他人への謙虚な至誠など、誠実に生きるための21項目の基本的な習慣が列挙されている。

    P 221
    <備考・参照>

    一、可信佛神事
    二、朝早可起事
    三、夕早可寝事
    四、手水事
    五、拝事
    六、刀衣裳事
    七、結髪事
    八、出仕事
    九、受上意時事
    十、不可爲雑談虚笑事
    十一、諸事可任人事
    十二、讀書事
    十三、宿老祗候時禮義事
    十四、不可申虚言事
    十五、可学歌道事
    十六、乗馬事
    十七、可撰朋友事
    十八、可修理四壁垣牆事
    十九、門事
    二十、火事用事
    二十一、文武弓馬道事


    読み下し文(一部抜粋)
    一 第一、仏神を信じ申べき事。 (第一条)

    一 朝はいかにもはやく起べし、遅く起ぬれば、召仕ふ者まで由断し、つかはれず、公私の用を欠くなり、はたしては、必ず主君に見限られ申べしと、深く慎むべし。 (第二条)

    一 拝みをする事、身のおこなひ也、只こころを直にやはらかに持、正直憲法にして、上たるをば敬ひ、下たるをば憐み、有るをば有るとし、無きをば無きとし、有りのままなる心持、仏意冥慮にもかなふと見えたり、たとひ祈らずとも、此心持あらば、神明の加護有之べし、祈るとも心曲らば、天道に放され申さんと慎むべし。 (第五条)

    一 刀、衣裳、人のごとく結搆に有べしと思うべからず、見苦しくなくばと心得て、無き物をかり求め、無力重なりなば、他人の嘲成べし。 (第六条)

    一 出仕の時御前へ参るべからず、御次に祗候して、諸傍輩の躰見つくろい、さて御とをりへ罷出べし、左樣になければ、むなつく事有べきなり。 (第八条)

    一 少しの隙あらば、物の本をみ、文字のある物を懐に入、常に人目を忍び見えし、寝てもさめても手馴ざれば、文字忘るるなり、書こと又同事。 (第十二条)

    一 上下万民に対し、一言半句にても虚言を申べからず、かりそめにも有のままたるべし、そらこと言つくればくせになりて、せせらるる也、人にやがて見かぎらるべし、人に糺され申ては、一期の恥と心得べきなり。 (第十四条)

    一 歌道なき人は、無手に賤き事なり、学ぶべし、常の出言に慎み有べし、一言にても人の胸中しらるる者也。 (第十五条)

    一 すきありて宿に帰らば、厩面より裏へまはり、四壁・垣根・犬のくぐり所をふさぎ拵さすべし、下女つたなきものは、軒を抜て焼、当座の事をあがなひ、後の事を知らず、万事かくのごとく有べきと、深く心得べし。 (第十八条)

    一 夕べは六ツ時に門をはたとたて、人の出入により、あけさすべし、左樣になくしては、未断に有て、かならず悪事出来すべき也。 (第十九条)

    一 文武弓馬の道は常なり、記すに及ばず、文を左にし、武を右にするは古の法、兼て備へずんば有べからず。 (第二十一条)
    小田原市・早雲寺殿廿一箇条

    『武家の家訓』訳・吉田豊


    P 222

    アメリカ陸軍軍人:ジョージ・パットン

    組織と規律についてパットンは語っている。
    「人間は生まれながらに服従に対する反抗心を持っている。規律によってしかこの反抗心を抑えることはできない。厳格な規律を繰り返し行わせることによって服従が習慣になり、無意識なものとなる。そうなって初めて兵は突撃に従うのだ。戦場における規律の欠如は死と敗北を意味する」

    P 233

    大倉喜八郎と勇気

    大倉財閥の基礎を確立した実業家の大倉喜八郎は、「知恵比べ、努力比べの世の中に、欲しきは人の勇気なりけり」の言葉を残しているが、それは彼が、勇気ある行動が人生の価値を高めていくと理解できたからであろう。

    P 239
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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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