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    西洋の着想 東洋の着想


    今北純一 IMAKITA Jyunichi  経営コンサルタント

    1946年 生まれ。
    1968年 東京大学工学部応用物理学科、卒業。
    1970年 同大学大学院化学工学科、修士課程修了。
    1972年 旭硝子中央研究所研究員。米ニューヨーク州立大学留学、英オックスフォード大学招聘教官を経る。
    1977年 スイス・バッテル記念研究所研究員。
    1981年 仏ルノー公団未来商品開発室長。
    1985年 多国籍企業エア・リキード・グループに在籍。
    1995年 仏政府より「国家功績勲章」を受章。
    1999年 欧州系コンサルティング会社CVA(コーポレート・バリュー・アソシエーツ)
    パートナー兼日本関連プロジェクト統括マネージング・ディレクター。パリ在住
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    欧州の個人主義

    人に頼らず、自分の城は自分で守る、そうすればその報酬として世間の思惑に翻弄されることなく個人としての自由を手に入れることができる。これが、私がヨーロッパで見つけた個人主義だ。

    P 14

    佐渡裕:バーンシュタインの秘蔵っ子

    佐渡さんの書いた本『僕はいかにして指揮者になったのか』(はまの出版)は、それこそめくるページめくるページに感動が詰まっていて一気に読めてしまう

    P 31
    <備考・参照>


    <備考・参照>

    佐渡裕 Sado Yutaka  指揮者
    1961年 京都市生まれ
    1984年 京都市立芸術大学音楽学部 卒業
    1989年 ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝
    1993年 コンセール・ラムルー管弦楽団首席指揮者

    国境を超える独創性

    たとえば遺伝学者の木村資生博士である。はじめ、ユリの染色体を研究するなど植物学に没頭していた木村博士は、やがて数学を使って成分つ載せかを解明することに情熱を傾ける。

    P 34

    個人主義と集団主義の相互補助的な組み合わせ

    集団主義と個人主義とを相互に代替するのではんく、また無理やりに結合するのでもなく、うまく組み合わせて止揚(アウフヘーベン)するというアプローチから、一つの普遍的なシステムが生まれる、と私は考えている。

    P 37

    ブレークスルーへの過程

    大胆な仮設の設定――不合理の批判――真理の見極め、というプロセスは、自然科学の発展の歴史のバックボーンをなす。
    P 43

    グランド・デザインという仮説の設定

    グランド・デザインなきところに企業戦略はなく、企業戦略なきところに成長はないということなのである。

    P 49

    ミクロメガ

    ヴォルテールの短編「ミクロメガ(MICROMEGAS)」を辞書の助けを借りて読んだ。

    そして、期待は裏切られなかった。
    1752年、プロシア滞在中に刊行されたという「ミクロメガ」は、今でいうサイエンス・フィクションである。

    抜粋 P 52

    <備考・参照>

    J・M・ケインズの認識

    一国の経済全体のふるまいは、小さな部分のふるまいを律する要因の集合としてはとらえられないと認識した点において、正に時代を超える炯眼であった。

    P 60

    綜合:シンセンス、分析:アナリシス

    部分を「綜合」して全体をつかむアプローチは、疑いなく重要な方法論である。だが、この時、全体を構成する部分についての「分析」を怠るなら、その方法論は抽象論の呪縛から逃れることはできない。

    P 60

    分裂と融合

    ラジウムの発見者としてのキュリー夫人(1867~1934)の名前を知らない人はないが、ノーベル賞を二度もらったキュリー夫人の功績は、細分化のプロセスと統一化のプロセスの組み合わせの歴史的証言そのものである。

    P 127

    発想、イノベーションの起爆剤としての融合

    二十一世紀に向けて、発想における「融合」操作が、イノベーション発掘の起爆剤の一つになるであろうことは、間違いない、と私は確信している。

    P 133

    理念と時代の調和

    企業戦略を立案するにあたって生命線を握るのはその企業の経営理念である。そして、この経営理念が時代の波動と位相のずれをこさないようモニターする道具が、着想における融合操作なのである。

    P 134

    液晶の由来

    本来、個体と液体というあい容れない二つの相が併存するという不可解な現象を発見したのは、オーストリアの植物学者ライニツアーである。1888年のことだ。ライニツアーは、植物中のコレステロールの働きを観察していて妙な現象に気づいたのである。

    もともと個体として存在する物質が、ある温度では濁った流動体になり、別の温度では、完全に透明な液体になるのを不思議に思った彼は、その物質サンプルをドイツの物理学者レーマンに送った。レーマンは、この物質サンプルの中を光が伝播する様子が、あたかも結晶(Crystal)中を光が伝播する様子に酷似していることから、この物質を液晶(液体と結晶の合成語。Liquid Crystal)と命名した。

    P 139

    運という要素

    西沢潤一前東北大学学長は、『「十年先を読む」発想法』(講談社)の中で、ノーベル商の対象になった江崎ダイオードのデータ発表のいきさつを振り返り、「独創的な発明や研究は、“首の差”プラス“運”だ」という趣旨

    P 150
    <備考・参照>

    『フラクタル理論』

    1975年のことである。

    世界中の科学者やエンジニアを震撼させたマンデルブロー博士のこのフラクタル理論が提示した斬新なアプローチはまばゆいほどに刺激的だった。

    P 168

    <備考・参照>



    ヴァイオリニスト:メニューイン

    『ヴァイオリンを愛する友へ』(音楽之友社)という表題の、この本の原題は、"Life Class"である。ライフ・クラスとは、人間をモデルとして使った人物画の授業のことである、人生をいつまでも学習し続ける教室にたとえた意図がこのタイトルに隠されている。

    P 186




    メニューインの提案する学習法

    メニューインが提案している学習方法は、誠に示唆に富むものである。ここで引用しよう。

    「学習には次の三つの段階がある。
    • お手本による模倣。
    • 正規のレッスンを受ける。この過程で生徒の分析・批評能力が目覚め、感情の伝達力・表現力が豊かになり、さらにスタイルの幅の広がりが明確になる。
    • 自分で勉強する。さまざまなヒント、お手本、機会、仲間、巨匠との出会い、個人研究など、ありとあらゆるものを利用する。
    この三つの段階は別々のものではなく、常に並行して行われるものである」

    P 186

    マザー・テレサの信念

    マザー・テレサは、「貧しいヒンズー教徒を、少しでも貧しさから解放されたヒンズー教徒には“改宗”させます。いえ、そのためなら、イスラム教徒にでも、あるいは、仏教徒にでも改宗させます」と答えた。

    また、マザー・テレサは、「行動の伴わない愛は不充分だ」との信念を持っていた。そして、行動とは、小さなことの積み重ね、ということを徹底して貫き通した。

    P 211

    二重らせん構造の発想法

    私は、普遍的マネジメントの発想の根幹をなす方法論を、「DNAマネジメント」と命名することにした。

    DNAは、A(アデニン)、G(グアニン)、T(チミン)、C(シトシン)という四つの物質が数珠状につながった構造をしている。

    P 222
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    プロフィール

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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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