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    続 知的生活の方法


    渡部昇一 WATANABE Shoichi  英語学

    1930年 山形県鶴岡市、生まれ
    1949年 上智大学文学部英文科、入学
    1953年 上智大学文学部英文科、卒業
    1953年 上智大学大学院西洋文化研究科、入学
    1955年 上智大学大学院西洋文化研究科、修士過程卒業
    1955年 上智大学大学院西洋文化研究科、助手任命
    1955年 ドイツ・ミュンスター大学留学
    1958年 ドイツ・ミュンスター大学留学よりDr.Phil(哲学博士号)を受ける。

    イギリス・オックスフォード大学ジーザス・カレッジ寄託研究生となる。

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    木下順庵

    かつて、三宅雪嶺は、木下順庵が現れて日本の学問の意味が変わった、という意味のことをいったことがある。順庵は京都の人で、子供の時から抜群の濃緑を示したので、天海僧正は自分の後継者にしようとしたが、仏門に入ることを好まず、京都の東山に隠棲してひたすら本を読み、弟子を教える生活をした。

    P 21

    サー・ウォルト・スコットの生活の時間配分

    そんなに客にこられてどうして仕事ができたのか、といえば、午前中の大部分は戸外ですごし、午後に著述、夜は客をもてなす、という時間の三分法を励行したからである。

    P 61

    ド・セナンクールの言葉

    「世間とつき合っているとき、人は自分の時代に生きるのだが、孤独のときはすべての時代に生きるのです」といったそうである。

    P 69

    長篇小説家の才能

    すぐれた長篇小説家は必ず多作であり、多作の人は必ず機械的に書いているのだ、と悟るべきものなのだ。別のいい方をすれば、機械的な書き方をしても文学的感興を与える才能のある人が長篇小説家であるということになろう。

    P 80

    銀行員、作家の山田智彦の仕事時間

    銀行員が小説を書くというと、普通の日なら休みの時間に書くと思う。しかしそれは素人考えなのだ。そんな飛び飛びに書くのでは、ものにならないのである。忙しい日々の中に、何時間かの時間を毎日あけて、そこでは機械的に原稿用紙のマス目を埋めるようでないといけない。

    P 81

    卒論や修論の指導にあたって

    よく学生にこういう。

    「ある程度調べたら、ともかく書き始めたほうがよいですよ。調べるのはいくら調べても論文になるわけではない」と。

    P 87

    カール・ヒルティの仕事への助言

    まず何よりも肝心なのは、思いきってやり始めることである。仕事の机にすわって、心を仕事に向けるという決心が、結局一番むずかしいことなのだ。一度ペンをとって最初の一線を引くか、あるいは鍬を握って一打ちするかすれば、それでもう事柄はずっと容易になっているのである。ところが、ある人たちは、始めるのにいつも何かが足りなくて、ただ準備ばかりして(そのうしろには彼等の怠惰が隠れているのだが)、なかなか仕事にかからない。

    P 87
    <備考・参照>

    ヒュームとルソー

    『私の生涯』を書いたイギリスの紳士がいる。それは、哲学者であり歴史家であったデイヴィッド・ヒュームである。これは同時代人で親密な関係にあったこともあるフランスのルソーの『告白録』とほぼ同じ時期に書かれたが、出版の時期からいえばヒュームのほうが早い。

    P 120
    <備考・参照>

    『私の生涯』:My Own Life / David Hume


    独立のライフスタイルの設計

    経済的独立を得たり、海外滞在の経験をするためには、定職を捨てることを気にせず、その後は貯金の金利で生活して著作に打ち込むときうライフ・スタイルが、そこに出てくるのである。

    P 133

    本多静六:『私の財産告白』

    偽善も偽悪もかなぐりすてて、「本当のハナシ」を話すのが、老人にふさわしい役目であると考えられて、『私の財産告白』(実業之日本社・昭和二十五年)を出された。

    P 158
    <備考・参照>

    勤倹貯蓄

    勤倹貯蓄からはじまることは、ヒューム以来、誰がどうやっても変わらない鉄則らしい。その後、蓄積されたお金をいか投資するかについては本多博士自身の本を読んでいただくのがよいであろう。

    P 162

    ドイツ語の学習法

    私はドイツについてからの最初の半年ばかり、関口存男の『独作文教程』のマスターとドイツ文法の復習を中心にやって、半年後には大胆にもドイツ語でゼミナール論文を書きはじめた。

    P 209
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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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