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    稲盛和夫の実学 経営と会計


    稲盛和夫 INAMORI Kazuo  実業家
    1932年 鹿児島生まれ。
    1955年 鹿児島大学工学部卒業。
    1959年 京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経る。
    1984年 第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。稲盛財団を設立し理事長に就任。
    1997年 京都セラミック株式会社名誉会長。
    2001年 最高顧問。
    2010年 日本航空会長に就任。京都商工会議所名誉会頭。

    スウェーデン王立科学技術アカデミー海外特別会員。
    ワシントン・カーネギー協会名誉理事。全米工学アカデミー海外会員。

    以下、ページ番号は単行本に準拠
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    キャッシュベースの視点

    収益と費用が、お金の動きから切り離されていくことによって、近代的な洗練された会計手法が発達したわけだが、経営はあくまで原点のキャッシュベースで考えるべきである。

    たとえば、あるものを資産として残すのか、費用として落とすのか、経営上これによって大きな違いが出てくる。

    P 49

    キャッシュフローと会計上の利益

    この会計上の利益と手元のキャッシュとの間に介在するものをできるだけなくすことが必要となる。私の会計学は、このような観点から、会計上の利益から出発してキャッシュフローを考えるのではなく、いかにして経営そのものを「キャッシュベース」としていくかということを、その中心に置いている。

    P 54

    土俵の真ん中という立ち位置

    雨が降ったら借りた傘は取り上げられるというのは当たり前と考え、どんなときでも自分の力で雨に濡れないようにしておかねばならない。つまり、土俵の真ん中で相撲をとるような経営をつねに心掛けていなければならないのである。

    P 56

    自己資本比率の高さ

    経営者は必要に応じて使えるお金、すなわち自己資金を十分に持てるようにしなければならないのである。そのためには、内部留保を厚くする以外に方法はない。すなわち、企業の安定度を測る指標である自己資本比率を高くしなければならないのである。

    P 57

    設備導入と固定費

    エンジニアや経営者も、優秀な最新鋭の機械をほしがり、それを買わなければ競争に負けると思い込みやすいが、逆に設備導入により固定費を大きく押し上げて、経営体質を弱くすることがあるということを十分に認識しておかねばならない。

    P 88

    購入時は、必要な分量だけ

    人間というのは面白いもので、「五升買えば安くします」と言われれば、ついつい買ってしまって余分に使ってみたり、乱暴に使ってこぼしてしまったりするものなのである。しかし、今使う分しかなければ、それを大事に使うようになる。だから、今一升要るなら、一升しか買ってはならない。

    P 98

    完璧な達成の要求

    100パーセントは100パーセントなのである。私は売上や利益の計画にたいしても「100パーセントには達しなかったが、95パーセントは達成できたので今回は許してください」という考え方を認めていない。製造や営業の経営目標に対する実績についても、開発スケジュールや管理の仕事の正確さについても、完璧な実行を要求している。

    P 105
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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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