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    TOEFL・TOEICと日本人の英語力


    鳥飼玖美子 Torigai Kumiko   同時通訳者/大学教授
    1946年 東京生まれ
    1969年 上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業
    1990年 コロンビア大学大学院修士課程(英語教授法)修了。
    2007年 サウサンプトン大学でPh.D.(専攻は通訳学)取得。 
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    コミュニケーション能力

    「コミュニケーション能力」(communicative competence)という概念は、1972年に言語学者デル・ハイムズ(Dell Hymes)が提唱したもので、コミュニケーション能力は文法などの言語的知識に加え、その知識を実際に運用する能力が含まれなければならない、という主張であった。文法的に正しい文章と作ることに加え、その文章が、使用される状況のもとで適切でるか、現実的であるか、という包括的な能力をさしている。

    P 81

    コミュニケーション能力の四つの要素

    1980年に入り、カネールとスウェイン(Michael Canale and Merrill Swain)は、コミュニケーション能力を4点にまとめた。第1に文法的能力、第2に社会言語学的能力、第3が談話能力、最後が方略的能力の4点である。

    P 81

    文法、社会言語学、談話、方略の4つの能力

    「文法的能力」とは文法や語彙などの言語的知識を指し、「社会言語学的能力」は、「会話の社会ルール」を知り、さまざまな状況に応じて適切に表現を使い分ける能力を指す。

    「談話能力」とは、全体の文脈の中でメッセージを理解する能力、対話能力のことであり、「方略的能力」とは、いつ会話を始め、どのように保持し、終えるか、コミュニケーションが円滑に進まなかった場合の修正などのコミュニケーション・ストラテジー能力を指す。

    P 81

    日本人の英語読解力の欠如

    日本人の読解力欠如がTOEFLスコアに表れていることは、じつは何年も前から、専門家の間では指摘されていることである。

    しかし、なぜかこの点に関する一般の認識は低く、TOEFLのスコアが低いことイコール会話がダメ、という図式になっているのは、まことに不思議である。

    P 102

    中田達也氏の英語のためのサイト

    サイトを運営している中田達也君は、立教大学文学部英米文学科を2002年3月に卒業したばかりで、在学中は、筆者の担当する「英語同時通訳法」授業を含め、立教大学全学共通カリキュラム英語関連科目を片っ端から受講した学生である。小学校から立教出身で、帰国生でもなければ海外留学の経験もなかった学生であるが、3年時に立教の協定校に留学する前にすでに、TOEFL640点、TOEIC990点、英検1級、国連英検A級を取得したというツワモノである。

    P 132
    <備考・参照>
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    プロフィール

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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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