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    ライフワークの思想


    外山滋比古 TOYAMA Shigehiko 英語英文学専攻 大学教授
    1923年 愛知県生まれ
    1947年 東京文理科大学英文科卒業

    東京高等師範学校附属中学(現・筑波大学付属中・高校)教諭
    雑誌『英語青年』編集
    東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授を歴任。
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    西田幾多郎の業績とライフワーク

    西田幾多郎は、日本が生んだもっともすぐれた哲学的天才であろうが、京都大学を六十歳で定年になった。彼の業績のすぐれたもののほんどんどは、それ以後に、まとまったのだという。

    ライフワークとは、それまでバラバラになっていた断片につながりを与えて、ある有機的統一にもたらしてゆくひとつの奇跡、個人の奇跡を行なうことにほかならない。

    抜粋 P 33/34

    心身の調和と日常

    日常生活の改造なくして知的生活はあり得ない。一日一日の生きかたにすべての文化の根源がある。

    P 40

    蓄積と破壊と再構築

    われわれはだいたい知識は多いほどよいという知的蓄積主義に立っている。これは日常生活を円滑にするには結構なことであるけれども、この蓄積主義はそれだけ厚いスクリーンとなって、真理の認識を妨げていることを反省すべきである。偶像破壊は、発見に至る一つの道である。

    P 67

    池田潔の『自由と規律』

    日本人でパブリック・スクールの生活を経験した数すくない人々の人である池田潔氏が、自分の経験を中心にこの特殊な学校を見事に描き出したのが『自由と規律』(岩波新書)である。

    P 90
    <備考・参照>

    全てを言わずに、敢えて残す

    菊池寛は“みんなすっかりわかるように話した”と誇った友人に向かって“それはいけない、どこか一、二ヶ所はわからぬところを残しておかなければ……”と忠告したという。芭蕉は“言いおおせて何かある”といっている。全部いいつくしたらおしまい、ということだ。あえていわずに伏せておく。それが人の注意を引くのである。

    P 219

    エレガントに胸の内を放出する

    『徒然草』にものいわぬは腹ふくるるわざなり、とある。胸にあることをしまっておくのはたいへん体によくないこを昔の人も知っていたらしい。それをいかにエレガントに発散するかが現代人の知恵である。

    P 229
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    プロフィール

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    Author:bookback
    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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