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    明治と大正の時代精神:立志と煩悶

    漱石晩年の小説は、知識人の狂的なほどの「不安」に焦点をしぼり、西田の哲学は、「善」とは何かという問いかけを、結局は自分で考えるほかはないという結論に導いている。知的で内向的で、個人的で、やや憂鬱な煩悶である。佐吉や一造の時代とは、明らかに異なる気分がそこには流れている。
    時代精神というものだ。
    明治人が「立志」という気分に生きたとすれば、大正人は「煩悶」という気分に生きた。

    P 57
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    1981年東京生まれ。静岡育ち。

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